自筆証書遺言と公正証書遺言

#公正証書 #相続対策 #

相続対策として、まずは遺言を検討していただくことが多いのですが、その際「自筆証書遺言」にするか「公正証書遺言」にするか悩まれる方は少なくないと思います。
自筆証書を選択する場合のメリットは、
・とにかく急いでいる(様式さえ正しければ、簡単な内容なら数分で作成完了ということも可能)
・費用をかけたくない(遺言を公正証書にするのに費用がかかるため)
・専門家に依頼せずに自分で調べて頑張って書いたけれど、赤の他人には頼みたくないし、信用できる証人が見つからない(公正証書にするには証人が2名必要です)
などがあげられると思います。
公正証書を選択する場合のメリットは、
・相続人の1部が遺言に納得いかないからと破棄・隠匿したとしても、公証役場に行って手数料を払えば再発行してくれるので安心(遺言を書いた方が生きている内に遺言書を紛失しても、当然再発行してくれます)
・遺言者に相続が開始した後、相続人が遺言書の検認をする必要がない(自筆証書遺言は裁判所に行って検認という手続きを行います)
・全文を自筆で書かなくてもよい(自筆証書はその名のとおり、全文(財産目録以外)自筆で書かないと無効です)
・公証人のチェックが入るため安心(遺言の様式は厳格なので、自筆証書の場合、訂正の仕方が違うだけで無効になるという場合もあります)
などなど。

なお、今年の7月10日から、いよいよ法務局で自筆証書遺言を預かってくれることとなります。
もちろん手数料がかかります(政令で定められます)が、これまで必要だった検認が不要となりますので、自筆証書遺言を残された相続人の方も安心ですね。

なお、自筆証書遺言を書いて法務局に預ける場合でも、専門家のリーガルチェックは受けておくことをお勧めします。法務局は「遺言書を預かる」だけです。遺言書の内容に関する相談は受け付けてくれません。
せっかく遺言書を残したのに、相続人が揉めちゃった・・・とか悲しいことにならないようにしましょう!
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